2025年、国体のカヌー競技で活躍したPK30。
大会を支えた後、鹿児島への帰路につくはずが、思いもよらぬトラブルにより能登川で足止めされてしまいました。
行き場を失ったPK30――通称「帰宅困難PKちゃん」。
現場を離れるとき、その姿を見送ることしかできず、もう二度と会うことはないだろうと誰もが思っていました。
ところがPKちゃんが能登川を脱出できないと連絡を受ける
「PKちゃんがまだここにいる!」


生みの親として、そして仲間として、どうしても鹿児島へ帰してやりたい――。
その一心で、私たちは東近江市内を駆け回りました。
10tトラックを手配し、迎えの準備が整う。
PKちゃんは、凛として待っていました。
そして迎えた救出の日。
無事に積み込みを終え、ゆっくりと走り出すトラックの荷台には、あの懐かしい青いフロート。
再会の喜びと、送り出す誇りが胸を満たします。

こうして「帰宅困難PKちゃん」は、再び故郷・鹿児島へと旅立っていきました。
フロートに宿るのは、ただのプラスチックではなく、
人の想いと、現場の記憶なのかもしれません。

任務完了 一安心♪
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